先週のエリザベス女王杯は、阪神コース6週連続Aコース使用で、内側の馬場は荒れてきていて外差しがきく馬場ということで、差し馬を狙って、いい思いをすることができました。
あれだけインパクの強い競馬、しかも先行したのはルメールと横山武史騎手ということで、今週もこの2人が主役となっています。
しかし、今度は、この2人が差し馬に騎乗しているということがポイントになると考えています。
外差しがきく馬場ということは、どの騎手も嫌というほどわかっているでしょうし、このレースで勝ち切るには、末脚が鋭いシュネルマイスターとグランアレグリアに先着しなければなりません。
当然のことながら、先週の結果も含めて、重心は後ろ目になると思います。
逃げ馬にとっては、厳しい馬場状態ということを承知のうえで、①番ホウオウアマゾンに期待します。
前走で逃げた⑩番ロータスランドと⑮番サウンドカナロアの陣営から、ここでは控える競馬をするというコメントが出ています。
まさに①番枠から一人旅になれば、阪神の重馬場で2勝していることからも、力のいる馬場を味方につけてのもしもがあっても不思議でないと思います。
穴目では、もう1頭⑥番ケイデンスコール。
こちらは、GⅢ京都金杯を勝った後、GⅡ中山記念でヒシイグアスとタイム差のない2着、メンバーレベルは落ちましたが、今回と同じコースで行われたマイラーズカップで、乗り替わりでも危な気なく快勝しました。
この時、完全復活したことを感じていました。
その後2戦の凡走で、単勝オッズ48.1倍・11番人気(当日8時現在)と、完全に見放されていますが、それだけに狙ってみたいと思います。
上位人気馬では、まず1番人気の⑫番グランアレグリアは、超一流のマイラーであることは間違いありませんが、荒れた馬場や中2週の臨戦態勢に加えて、前走後にローテーションを変えたことは気になります。
2番人気の③番シュネルマイスターは、初の長距離輸送となりますが、最有力だと思います。
ここ2年、毎日王冠を勝った3歳馬が不振だったということですが、斤量が54キロでの勝利であり、この馬は56キロで勝ち切っています。
3番人気の④番サリオスは、力のいる馬場になっていることはプラス材料だと思いますが、本質的にはマイラーではないという印象です。
同じことは、⑬番ダノンザキッドにもいえますが、相性のいい富士ステークスで、2番人気に支持されての4着からの巻き返しと、主戦の川田騎手が、4番人気に支持されている⑨番グレナディアガーズでなく、こちらを選択したということは、評価する必要があると思います。
馬券のまとめ
人気薄の①番ホウオウアマゾンと⑥番ケイデンスコールから
③番シュネルマイスターを厚めに、まずは
① =③ ④⑥⑦⑪⑫⑬
⑥=③ ④⑦⑪⑫⑬
と手広く流したいと思います。
加えて、3連複も、
① →③④⑥⑦⑪⑫⑬
⑥→③④⑦⑪⑫⑬
で、先週に引き続き、夢の万券をゲットしたいと思います。